【耐震補強工事で柱を追加】


岐阜県各務原市の農家住宅の耐震補強工事を行なっています。

北側の2部屋の開口部幅を狭くして耐力壁を増設します。

先日に解体工事が終わったので2間幅の開口部に柱と2本追加して1間幅の開口部とし、その両側に耐力壁を追加します。

新たな耐力壁は構造用合板を貼り壁強さ倍率5.2ですが,基礎が無筋コンクリートのため低減がかかります。

柱の上下にはN値計算により中頭柱脚金物を設置して地震時の引抜力に対して抜けない様に緊結します。

土壁部分の壁補強は愛知県減災協議会のアルミアングル仕様の耐力壁を採用し、土壁や間柱が無くても耐力壁として認定されています。

基礎の換気口部のひび割れは補修を行う予定です。

耐震補強工事を行うプロ職人さん、ありがとうございます。

土壁部分の補強方法について納まりを打ち合わせ

換気口にひび割れはあるが他は健全な基礎と土台。

柱を追加して建て耐力壁を増やします。