【キッチン吊り戸棚を固定】

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岐阜市の退去された空室Eastpost黒野のキッチン吊り戸棚が壁から離れて天井の手前部分だけで吊り下がっているので固定する事にしました。

壁が鉄筋コンクリート造なので吊り戸棚が壁に固定されておらず、吊り戸棚手前の天井部と奥の天井部のみで固定されていました。

奥の天井部の取り付けが外れたのが原因と思われます。

いかにして固定するか悩みましたが,吊り戸棚を窓枠上部に固定する事が良いと考えて垂木を短くカットして、吊り戸棚と窓枠の間に入れ込みました。

これで吊り戸棚が支えられて壁に固定される状態となったので,窓枠と吊り戸棚内部から垂木に向けてビスを打ち込み完全に固定しました。

吊り戸棚の左右に同じ様に取り付ける事で全く動かなくなり固定化を完了しました。

壁下地が木造なら固定しやすいのですが、コンクリートだとハンマードリルで穴を空けてアンカーを打ち込んでビス留めになるので、大変な作業になります。

そのため新築時でも大工さんはやらなかったので、この様な状況が50年後に発生したわけです。

最初からしっかりとした施工が求められますね。

吊り戸棚が壁から離れて傾斜し危険な状態でした。

吊り戸棚と窓枠の間に垂木をカットしてビス固定

左右の2箇所で固定が完了して頑丈になりました。