【ログハウスの瑕疵保険検査】


瑕疵保険会社ハウスジーメンの検査員を長年やっていますが、今回の物件はログハウスでした。

1階部分は角ログという丸太を四角カットした無垢木材を積み上げて家を作る工法です。

内外部は角材そのままの表し仕上げで内装材や外装材は貼らない工法です。

北欧のパイン材がメインでしたが近年は国産杉でも製材して建築しているようです。

2階は屋根裏空間を居室に使うためツーバイフォー工法で急勾配屋根で組み上げておりトップライトや屋根断熱としていました。

2階床組みもツーバイ工法なので、構造部材や釘金物が適切に施工されているか検査しました。

ログハウスは数年で丸太が痩せて高さが低くなるため窓上やドア上などに隙間を作って構造材の変形に対応しているそうです。

構造材の寸法変形を考慮した施工ノウハウやメンテナンスは奥が深そうです。

2階の給排水や階段などはどうなるのか興味がありますね。

丸太を四角くカットした角ログを積み上げて建築

2階はツーバイフォー工法で屋根裏利用です。

ハウスジーメンの現場検査にきました。