【茅葺屋根の空き家の下見】

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各務原市空き家DIYリノベーション物件に登録された築100年の茅葺古民家を気に入った愛知県の若者が住みたいというので,契約をまとめて欲しいと市役所から依頼があった。

10年以上空き家なので直ぐに住めるとは限らないので,色々と設備の動作や雨漏りやシロアリ被害など不具合は確認して説明をせねばならない。

構造や雨漏りの不具合以外は入居者負担で直す入居者負担型DIYなのだがハードルは高そうだ。

通水はあるが通電されていないので設備の動作確認が出来ず、電気温水器が使えるのか不安です。

水洗トイレは流れますが浄化槽に不具合があると所有者から伺っていますが何が不具合か見ただけでは不明です。

天井裏を見ると白川郷の合掌造りの様に竹や茅で屋根組しています。
梁もススで真っ黒になっており天井を壊して屋根組が見える様にすると素敵な空間になるかも。

しかし暖気が上がり冷気が降りてくるので寒いと思いますが、それに耐えうるのか、入居者の判断にお任せします。

無事に契約して入居者がお住まいになれる様にサポートしていきます。

築100年の茅葺古民家です。

天井点検口から屋根裏を見ると合掌造りです。

鴨居造りで板戸がある典型的な古民家仕様。