【地盤沈下で擁壁に亀裂】


大垣市の空き家売却をNPO岐阜相続共生ネットにご相談されていますが、見学者をご案内時に合わせて待ち時間などで劣化事象なども調べています。

この物件は周りは田園地帯ですが山裾で建て替えられた農家住宅ですが、隣地境界部分に擁壁を作り西側を盛土造成して建て替えされた様に思われます。

新設された擁壁にヒビが入り擁壁自体が沈下及び傾斜していると思われます。

建物周囲の地盤も下がり基礎巾木のモルタルハケ引き仕上げの下部まで表れていますし、西側基礎にもひび割れや犬走りにも沈下やひび割れが見られます。

建物の水平や垂直性までは調査しておりませんが、建具に隙間があり西側に傾斜している可能性があります。

ただ歩行では感じないレベルですし窓サッシの開閉には問題はないので軽微な傾斜かと思われます。

いずれにせよ見学者には建物のコンディションをご説明し、購入価格に反映していただく様にお知らせしています。

所有者の売主も知らない事実も多くインスペクションは建物の健康診断として重要ですね。

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擁壁のコーナーが大きくひび割れています。

西側の２m高さほどの擁壁で沈下傾斜の可能性

隙間が傾斜して開いており沈下傾斜の可能性