【浴室床にカラリ床設置】


各務原市の高齢者がお住まいになるお宅の浴室の段差が厳しくなってきて対策を検討してきました。

初めは木製でスノコを作ろかとも考えていましたが腐食やスリップしやすい問題もあり他の方法も模索していました。

TOTOの商品にカラリ床という樹脂製のスノコがあるのを見つけお客様に提案して了解をいただきました。

介護保険の適用を受けるために図面や見積書や写真を添えてケアマネジャーに提出して申請していただきました。

申請承認後に商品を発注して入荷後に工事しました。

3分割で洗い場を埋める事ができましたが、各床パネルにネジ式の足を取り付けました。

タイル床が傾斜していますのでネジ式足の長さを1本づつ高さ調整するのが面倒でしたが、1枚目で組立て要領が分かると2〜3枚目はスムーズに施工できました。

最後に隙間調整部材を入れて完成しました。

段差が130ミリから40ミリに緩和され、楽に安全に出入りができる様になったと喜ばれていました。

ユニットバス交換は高額になりますので、この様な方法で対応出来て介護保険も使えて良かったです。
カラリ床施工後の浴室床の状況

1枚目を設置して2枚目の高さ調整中

改修前の浴室床の状況