【賃貸管理の現場】流し台の面材剥離を低コストで補修する方法

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岐阜市のアパート管理現場から、退去後の原状回復メンテナンスの様子をレポートします。
昨日の「押入れ床ベニアの剥離修理」に続き、本日は**「流し台の面材(エプロン・引き出し)の剥離補修」**です。

1. 現場の課題:交換か、補修か?
長年使用された流し台は、湿気により表面の面材が剥がれてしまうことがよくあります。
本来であれば、清潔感や入居率アップのために「新品交換」が理想的ですが、賃貸経営においては**「コスト管理」**も重要な要素。オーナー様の「直せるものは直して使う」という経営方針に基づき、今回は部分補修で対応することに決定しました。

2. 合板ベニアに「剥離」が起きる原因
合板(ベニア)は、薄くスライスした木材を繊維方向が交互になるよう接着した建材です。そのため、キッチン特有の**「湿気」**に長期間さらされると、接着剤が劣化し、層の間から分解・剥離する現象が発生します。

3. 今回の補修プロセス(木工ボンドを活用)
流し台の面材は、すでにリメイクシートが貼られているケースが多く、上からの重ね貼りが難しい場合があります。そこで、以下の手順で確実な固着を狙いました。

* 注入: 剥離している隙間に木工ボンドを丁寧に塗布。
* 圧着: ボンドがはみ出さないよう調整し、浮きを抑えます。
* 養生: 硬化するまで養生テープでしっかりと固定。
* 仕上げ: 完全硬化後、テープを剥がして完了です。

4. まとめ
床の剥離には強度のための「重ね張り」が有効ですが、建具や流し台の面材には「接着」がコストパフォーマンスに優れた解決策となります。
とはいえ、劣化が進めば次の入居サイクルでは交換が必要になるでしょう。現場の状況に合わせ、最適なメンテナンスを選択し続けることが、安定したアパート経営の鍵となります。

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引き出しの面材が剥離しています。

木工ボンドを剥離部分に塗り接着

養生テープで押さえて、さらに自重で接着です。
 

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