【ログハウスの瑕疵保険検査】


瑕疵保険会社ハウスジーメンの現場検査員をやっており、工事中の基礎配筋検査と上棟後の構造防水検査を行なっています。

今回はログハウスの検査でした。
丸太を積み上げて家を建てるのがログハウスですが、こちらの建築会社では角ログという四角く製材した木材を積み上げて建築しています。

乾燥材を使っていますが経年変化で木材が痩せていきますので、建物の高さが低くなっていくのがログハウスの特徴です。

そのため窓の上や室内の間仕切り壁の上にも隙間を開けてクリアランスを取っています。

室内の柱の上部にはネジ金物で高さが調整できる様に工夫されています。

ログ材の上部から下部までは通しボルトが入っており締め付けていますが、こちらも経年変化で緩んできますので締め直しが必要です。

コンセント部分は木材をくり抜いて配線できる様に貫通穴が開けてあります。

通常の在来木造と異なる技術に興味深々です。

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建具の上部は隙間を開けて潰れるのを防ぎます。

アジャスターで高さ調整できる様な仕様です。

角材を積み上げた構造です。