【かし保険の躯体防水検査】


かし保険会社ハウスジーメンの検査員を行なっています。

基礎の配筋検査に続き、上棟後の構造金物や防水の検査を行なっており、10年間の瑕疵保険を付保するための検査です。

住宅瑕疵担保履行法により住宅は10年間の構造や雨漏りの保証をする事を義務化され、住宅建設事業者は一棟あたり1000万円の供託金を積むか瑕疵保険会社の提供する保険に入り、10年間保証する資金力を確保する必要があります。

ほとんどの工務店や分譲住宅会社は瑕疵保険を付保していますが、大手住宅メーカーは供託金を積んでいる様です。

木造住宅に携わり40年以上経過しますが、この間に木造住宅の作り方も大きく変化しましたね。

また2025年からは建築基準法も大きく改正されて、省エネ基準の義務化や4号建築物の特例廃止など木造住宅の設計や施工の仕方も変わってくるかもしれませんね。

先日は3年ごとの建築士の定期講習もネットで受講し確認テストもネットで受験しましたが、ネット活用も大きな時代の変化です。

建設業の働き方改革でコストアップや工期延長も心配されていますが知恵を絞って乗り越えていきたいものです。

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構造や金物の検査を行います。

バルコニー防水もチェック

水切りや防水紙をチェックします。