【美濃市の古民家空き家を耐震診断】
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カテゴリー:インスペクション
岐阜県美濃市の売却中の古民家を購入予定のお客様よりインスペクションや耐震診断のご依頼がありました。
現地へお伺いすると平屋の小ぶりな古民家で西側に新たな増築部分の離れがありました。
離れは解体希望でお庭を広く使いたいとのことで、主屋をのみを診断することとなりました。
玄関を上がった正面には簾戸が入っており通風を確保すると共に視線を遮る夏用の建具です。
日本の伝統家屋には夏用と冬用の建具があり、衣替えをして暮らすという住文化ががありましたが、今ではエアコンの普及で無くなってしまいましたね。
広縁の軒桁も京都北山の磨き丸太を使い、垂木の上に小舞を配した数寄屋調の和の伝統文化にこだわった天井でした。
今は石膏ボード貼って和風クロス貼る程度でプロ大工職人でも施工できる職人さんは高齢化して減ってしまいましたね。
この様な日本の伝統建築を耐震補強して水回りを改修して住み続けたいという方がいるのはありがたいことですね。
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平屋の古民家を耐震診断のご依頼
広縁部分の軒天井は小舞天井で数寄屋風でした。
玄関の簾戸は夏向きで涼しげですね。