【住友林業の家の屋根裏確認】
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カテゴリー:インスペクション
今回、住友林業の家の中古住宅を売買仲介しましたので興味があり屋根裏を確認しました。
お客様のご依頼ではなく個人的な技術的興味から実施しました。
天井点検口が4箇所もあり多すぎるなと興味がありひとつひとつ開けて確認しました。
そのうち2つは換気システムの機器が入っていました。
第3種換気システムですが2台で24時間計画換気を行なっている様です。
他の2つは屋根裏に侵入できる天井点検口ですがビニールに包まれた24kgの高性能グラスウールが3重に入っているのには驚きました。
それを外して屋根裏を確認すると換気システムのダクトも断熱ダクトを使用しており結露防止対策もしっかり配慮してありました。
構造材は集成材ですが屋根タルキはLVLの様ですね。
屋根裏内部にも透湿防水シートが貼ってある壁と貼ってない壁があるのですが理由がよくわかりません。
天井には高性能グラスウール断熱材が隙間なく施工されており断熱性の高さが伺えます。
ちなみに性能評価書の断熱計算書によるとUa値は0.42でしたので、これから基準設定される断熱等級6レベルを達成している高断熱住宅と確認できました。
夏は涼しく冬は暖かく暮らしていただけると良いですね。
住友林業の家の中古住宅の屋根裏を確認
断熱ダクトや天井断熱材がしっかり施工
天井点検口の断熱材は3重に入っていました。